冬山らしい11月下旬が戻ってきました。
燕山荘は11月下旬の土曜日まで営業しています。お正月並みの雪山にはなりませんが、少しでも雪が積もれば十分にきれいな雪山の景色を楽しめます。11月23日久しぶりに燕山荘に登り、風が強く寒さが厳しい厳冬期と同じほどの心躍る素晴らしい自然のプレゼントを楽しませていただきました。合戦小屋を出て1時間半の出来事でした。
▲11月23日は素晴らしい夕焼けになりました。
【合戦尾根】
▲合戦小屋でゆっくりお汁粉を食べて合戦尾根の頭に着いたら雲の状態が気になり始めた。
▲これはもしかしたら凄い夕焼けになるかもしれないと思いつつ日が落ちるのが早い時期、お日様が沈みそうなので、燕山荘からの夕日をあきらめていた。
▲上を見ると燕山荘に夕日があたっている。口から心臓が飛び出るほどの猛ダッシュ。
▲合戦尾根は変化に富んだ撮影ポイントが沢山ある。時間が無い中で、夕日が沈む前に抑えとして撮った。
【燕山荘から稜線上の夕日】
▲間に合った。お汁粉パワーのおかげか?4時40分頃夕日が沈み始めていた。凄い。
▲夕日は待ってくれない。かぶっていた毛糸の帽子が風で飛んでしまったが、それどころではない。
▲槍ヶ岳上空の雲もいい。
▲カメラを戻したらお日様が無い。あっという間に沈んでしまった。
▲お日様が沈んでからも数分は雲は焼けています。
▲お日様が沈んで5分後。徐々に夕闇が迫ってきました。
▲寒いのも忘れ5時到着。小屋の中は暖かかった。
到着すると「今日は朝日も良かったですよ」とスタッフに言われ、スタッフブログを見るとこれも凄い。前線や台風が近づいているときの前・後はこのような凄い自然美を眺めることがあります。
写真・文 赤沼健至