白銀に輝く栂池展望湿原スノーシューツアー4・5回
3月22日・23日、燕山荘スノーシューツアー「白銀に輝く栂池展望湿原ツアー1day」を催行しました。
栂池高原より白馬三山方面を望む
本来3月21日から展望湿原ツアー3回目が始まるところでした。その前日3月20日は、栂池はじめとする北アルプス一帯は素晴らしい晴天に恵まれていましたが、翌21日は早朝からかなり強い雨降り。栂池自然園辺りに加え、標高2,200m周辺までも雪ではなく雨でした。
3月下旬の天候は、比較的天気が周期変化し、前日どれだけ晴れていても、翌日天候不良になることは珍しくなくなってきます。加えて雪ではなく雨になることも多くなるのがこの時期の特徴です。
21日のツアーは取りやめとなりましたが、22日、23日は一般の方対象の今シーズを締めくくる燕山荘スノーシューツアーとなりました。
【3月22日】
栂池高原スキー場下部は、朝からどんより曇り空。前日の雨天を若干引きずっているような感じでしたが、ロープウェー山頂駅に降り立ち、一歩栂池自然園に入り込むと・・・
やや稜線に雲はかかっていたものの、前日の雨とは打って変わり、素晴らしい光景が広がっていました。
「前々日に思い切ってツアー申し込んでみたけれど、大成功だった」とは、参加者のお一人。
展望湿原からは、杓子岳と白馬鑓ケ岳は雲の中でしたが、白馬岳の雄姿がバッチリお目見え。
その日の最後は見事に白馬三山が勢ぞろいしました。
【3月23日】
次の日は終始高曇り。一方で白馬三山がよく見えたのをはじめ、周りの峰々の遠望が利きました。
【展望湿原ツアー恒例のソリ遊び】
「はしゃいでしまったけれど、久しぶりに思いっきり体使って楽しみました、このソリ遊び」
老若男女問わず、皆様童心にかえって下りを楽しみました。
その日の雪質や量によっては、滑ったり滑らなかったりで、滑り具合やスピードが違います。
使っているソリは「ヒップソリ」ですが、雪面が固いやや凍った所、極端な急傾斜の所では、使用を控え、尻セードの要領でスノーシューだけで滑り、早さを調整することもあります。
※登山道上での使用は禁止です。
2019燕山荘スノーシューツアー一般の部最終日は、たくさんの方にご参加いただきました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
ガイド:井村、榊
写真と文:榊