越年のご挨拶
2018年シーズンも燕山荘グループをご愛顧賜りまして、厚く御礼申し上げます。
振り返れば、2018年７月以降のグリーンシーズンも、ここ数年の異常気象と囁かれているような空模様にもれず、３０００ｍの稜線と言えども、夏の前半、うだるような猛暑に見舞われたかと思えば、お盆を過ぎてからはほぼ毎週末ごとに、台風や秋雨前線の影響を受けるなど、殊、北アルプスの稜線は天候の偏りが著しいシーズンでありました。
この年末年始営業に関しましても、１２月１７日スタッフ上山の際は、かつてないほどの雪の少なさに皆驚きを隠せなかったほどです。
地球全体で温暖化が囁かれる昨今ではありますが、山に登る文化は、今後も絶えることなく続いてゆくものだと確信しております。
とは言うものの、２０１８年１２月３１日大晦日、燕岳をはじめとする長野県下の峰々は、絶好の雪山登山日和となっており、穏やかな年の瀬となりました。
2018年12月31日 燕山荘玄関前
激しい気象現象がいつなんどき起こるかわからない昨今、皆様のお休みとなかなか思い通りの空模様に巡り合える機会は少ないかもしれませんが、是非、これからも事故怪我に遭われることなく、安全で楽しい山登りを続けて頂けたらとせつに願うばかりです。
まもなく迎えます２０１９年、山に携わりますすべての方々が、無事に、思い存分山での生活が満喫できますことを、祈念いたしまして、今シーズンの燕山荘グループ最後のご挨拶とさせて頂きます。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
燕山荘グループスタッフ一同
