霧氷の美しさ
10月は、前回ご紹介した天体の面白さと同様に、霧氷や降雪の美しさが見られる、変化に富んだ日本の自然の美しさがあります。これからの変化を思うとワクワクする楽しさがあります。
【ご来光前】
10月28日朝の気温はマイナス6℃。お月様が出ていたので星の写真をあきらめましたが、気温が低いため、木々に美しい霧氷がつき日の出前の静かな時間を楽しめました。
【ご来光】
6時5分ご来光。あたりを赤く染める太陽のエネルギーを感じます。夏山ですと野鳥の声が響き渡るころですが、静かな朝を迎えます。
【霧氷】
昨夜の霧と風で霧氷がつき、枯れた植物を氷の結晶が美しい花に変えています。
【霧氷のついた情景】
朝の気温が-6℃だったので、快晴にもかかわらず長く霧氷がついていました。
【燕岳から槍ヶ岳】
燕岳には雪が積もっていませんが、槍・穂高連峰、裏銀座など2900m以上の山々には雪があり、たった200メートルの違いで大きく気温が分かれるのが分かります。合戦尾根ではカラマツの葉が黄色く紅葉していて初冬の景色を盛り上げています。
写真・文 赤沼健至
【10月29日現在の登山道状況】
燕岳登山口~燕山荘~大天荘は、通常の夏道通しで通行可能です。
【10月29日現在大天井岳周辺の状況】
極端な積雪はありませんが、要所雪が凍結して滑りやすい箇所もあります。大天井岳にお出かけ予定の方は、冬用のアウターや手袋に帽子などの防寒対策をしっかり整えられ、不安な方は6本歯以上のアイゼンを携行されることをお勧めします。
登山道状況は日々変わりますので、
毎日現地から更新している以下のスタッフブログをご参照ください。
燕山荘ブログ
大天荘ブログ
有明荘ブログ
【今後の燕山荘グループ営業予定について】
・大天荘は、11月3日のご宿泊まで
・燕山荘、有明荘は、11月25日のご宿泊まで