燕・歳時記 Special

燕山荘通信

日本二百名山有明山(信濃富士)登頂ツアー


昨年第1回目を実施し、大変ご好評頂きました有明山登頂ツアー。第2回目となる今年は、6月9日~10日に催行しました。当初の予報は雨だったにも関わらず、9日有明荘泊、山頂へいざ目指す6月10日本番は、眺望こそお預けになってしまったものの、山頂近くのシャクナゲが見頃を迎え、数種の高山植物も可憐な姿を見せ、雨に当たることなく凌ぎやすい陽気の中、無事に山頂を踏むことができました。

スタートは有明荘第三駐車場から。この場所からは有明山の山頂自体は望めません。

登りはじめは笹生い茂る登山道の中を進みます。

朝方は、合戦尾根方向の展望が効きました。

登山道の要所に標石があります。「○合目」の刻印のほか、色々と掘られています。

皆さんの足並みが揃い、予定より早い時間に有明山頂上到着。燕山荘に問い合わせたところ、燕山荘周辺は高曇りで眺望が効くようですが、どうやら有明山は雲海の下だとのこと…生憎今年は山頂からの眺望を拝むことは叶いませんでした。

一方で、山頂界隈のシャクナゲは、ちょうど見頃を迎えていました。例年だと中腹辺り、標高2,000m辺りが見頃となるわけですが、今年は残雪量並びに雪融けが速かったこともあり、芽吹きも早かったためでしょうか。

イチヨウラン

ミツバオウレン

ゴゼンタチバナ

イワカガミ

イワカガミ

上山日前日宿泊した 有明荘の厨房スタッフより素敵な焼き菓子のプレゼント。
行動食にはちょっともったいない気もしましたが・・・とても美味でした。

今回ご参加頂いた皆さん(有明荘玄関前)

「雨に当たる前に下山して、ゆっくり温泉に浸かりたい!」という参加者の声に後押しされて、山頂での滞在もそこそこに、下山の途に就きました。
眺望なかった分、是非来年リベンジにお見え頂ければと思います。この度はご参加頂きまして誠にありがとうございました。

ガイド:井村、後藤、榊
写真と文:榊

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