燕・歳時記 Special

燕山荘通信

「栂池自然園大パノラマスノーシューツアー」第1回


ウィンターシーズン真っ只中、燕山荘主催のスノーシューシーズンが始まりました。
最初の舞台は、1月28日~29日に栂池自然園にて催行。ここ数年、この1泊2日栂池ツアーは、メインの2日目がどうしても天候に恵まれないことが多かったものの、今回は2日間共に穏やかな天気に恵まれ、ご参加の皆さん大いに盛り上がって頂きました。

栂池自然園にて

道中 鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳を望む

【初日は足慣らし ~浅間山~】

燕山荘の各あるスノーシューツアーの中で、最も入門的なこのツアー、初日は滞在先の近郊に位置する浅間山(せんげんやま)にて、足慣らし2時間程の散策を楽しみます。
「今回初めてスノーシュー履くけど、思いのほか道具が軽く、雪の上をこんなに楽に歩けるとは、想像以上だった。はまりそうです!」
小高い丘レベルの標高ながら、所々から垣間見える北アルプスの眺望はなかなかのもの。この日は気温も1月とは思えない陽気、少し動けば汗ばむほど。初めてスノーシュー楽しまれる方にはちょうどよいショートコースです。

【いざ!栂池自然園へ】

メインの2日目、気になる空模様を見にいそいそ宿の玄関前に出て見れば、見事なモルゲンロート。
久しぶりです、白馬三山がきれいに紅く染まるのを拝めたのは。一日のはじまり、気分は最高潮です。

ダケカンバ・ブナの森を行く

神の田圃にて

昨年のリベンジ、歓喜のポーズ!

童心に帰る・・・

レンズ雲

さあ、いざ自然園を目指そう!
時折レンズ雲を見ては先行き午後の天気の心配をしつつ、とはいえ、この絶景と新雪フカフカ感に、皆さん大喜び。我々スタッフも、久しぶりの晴天の下での神の田圃の居心地は文句なし!でした。
※レンズ雲が出てくると、直近、強風や天気が崩れる前兆とされています。登山中に注視したい雲の一つです。

みるみる増えてくるレンズ雲に、戦々恐々としつつ、ついつい足を止めてはシャッターを切ったり、じっくり山並みを眺めたり。さあ、栂池自然園まではもう少しです。

栂池自然園入口

雪のテーブルにてランチタイム!

巨大化するレンズ雲
「今日はまだ1月だよね?こんなに暖かくていいの?ある程度の寒さを覚悟はしてきたけれど、こんなにのんびりお昼ごはんが摂れるとは思わなかった」
「念願の真冬の白馬三山拝めて最高!こんどは展望湿原ツアーに参加しようかな・・・」
手袋外し、1月のこの地にて、こんなのんびりランチタイム摂れたのは、十数年栂池スノーシューツアーしていて初めてかもしれません、というくらい穏やかな天気でした。

遠望 南アルプス~八ヶ岳連峰~浅間山~菅平・志賀高原

これぞスノーシューゲレンデ!

いざ!そりならぬ尻滑り!

「滑っても駆け下りても、どっちも病みつきになりそう!スノーシュー最高!」
「マイスノーシュー、買いに行きます」

今回ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
次回は、2月3日から2泊3日「霧氷輝く北八ヶ岳スノーシューツアー」です。

燕山荘スノーシューツアー日程詳細はこちらから
※各種ツアーにおいて、すでに定員に達しているものもありますので、お申込みはお早めにどうぞ。

ガイド:榊、井村、高橋
写真と文:榊

株式会社燕山荘 松本事務所

〒390-0874 長野県松本市大手2-3-10

0263-32-1535 0263-32-0898

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