雪景色は美しい
なかなか雪がきませんでしたが、1日、積雪があり、北アルプス燕岳周辺もいよいよ冬の様相となりました。4日は晴れ。-9℃、凍てつく寒さの中、霧氷がびっしりつき素晴らしい朝となりました。やっぱり雪景色は美しい。
【雪の燕岳】
雪が降りたてであまり積もっていないときは、霧氷に感動する。
岩・木々・砂を白く輝かせて息を飲む美しさに変えてしまう。
【登山道の様子】
第3ベンチから雪が出てきますが、歩くのには心配ない程度です。合戦小屋の上、燕山荘が見える三角点から15センチ前後の雪が踏み固められているので、軽アイゼンがあれば便利です。木々に霧氷がつく時、合戦尾根は最高の登山ルートになります。午後になると霧氷は落ちてしまいますので早めにお越しください。
【最後の荷揚げ】
1965年までは、全ての荷物はボッカさんの肩で担ぎ上げていました。写真に写っている建物は担ぎ上げたものです。
今はヘリコプターの時代となりましたが、今年は天気が悪くなかなか飛べない日も多くありました。最終便なので担当の方が挨拶にきてくれました。燕山荘スタッフと。
【燕山荘からのパノラマ】
この雪も太陽が上がると霧氷は落ちてしまいます。午後にはだいぶ消えてしまいました。
次の雪が来るのが楽しみです。
【ナナカマドの実を食べるウソ】
写真・文 赤沼健至