2016夏から秋の燕岳
今年は例年になく秋の長雨が続いています。燕岳まではあまり風の影響を受けませんが、縦走は風が強いと体温が下がります。装備、行動食には十分気を付けてお越しください。特にこれからは、気温が低くなる前の早めの到着を心掛けましょう。8月から9月にかけて登ってこられた方、山の景色の一部を。
【日没】
日没後は雲が主役。これからのシーズン日没とともに気温が急に下がります。
寒いからとすぐに小屋に入ってしまうとせっかくのいい夕焼けが見られずに終わります。
夕日が落ちた後も、もう一度チャンスがあります。
【夜空】
夕日とともに見逃せないのが夜空です。山のてっぺんは街明かりがないので無数の星が瞬いています。これからはオリオン座とスバルがより一層に輝き始めるでしょう。
【親子三代】
「京都近郊の山に何度も登り、体力をつけて燕岳に挑戦しました。」
イギリス・ロンドンから燕岳に挑戦していただきました。
燕山荘オリジナルTシャツをお揃いで着用いただいているご家族。お嬢さん今度はこっちを向いてね。
「この子が孫を燕岳に連れてきたかったんです。」と子供3人とお孫さん一人の親子三代です。
みんなで話し合い、登り方や持ち物の工夫をして挑戦しているご家族だそうです。
【燕山荘親子ファミリー登山教室参加者OB】
燕山荘オリジナル企画「親子ふれあいファミリー登山スクール」に参加され、仲良くなられたご家族の方達が、一緒に登ってこられました。とても嬉しい再会でした。
2016年のファミリー登山教室食事風景
「子供が小学校2年生の時からファミリー登山教室に参加していましたが、中学生になってしまい参加できなくなってしまいました。ファミリー登山で仲良くなったみなさんと登ってきました。この子が山好きになったおかげで奥穂高岳や槍ヶ岳にも登ることが出来、登山を楽しんでいます。」
【スイスワイン社長来荘】
シリル・セヴィリン氏(左)
シリル社長のブドウ畑
燕山荘喫茶室サンルームでお出ししているスイスワインの社長シリル・セヴィリン氏が燕山荘に遊びにみえました。彼のワイナリーは、1392年より続いている歴史あるワイナリーで、スイスラヴォー地域(ローザンヌ近郊)にあり、レマン湖やモンブランを望める世界遺産の場所の中にあります。さすがに普段傾斜のあるぶどう畑を歩いているだけあり、元気に登ってこられたのには驚きました。
【2016年の燕山荘スタッフ】
今年のスタッフも元気のいい若者が揃いました。にぎやかに毎日が楽しく過ごせます。
写真・文 赤沼健至