長野県内・県外の学校登山
燕岳の学校登山の歴史は古く、大正時代までさかのぼります。
当時は学生の有志で登っていました。戦後、長野県内の中学生は授業の一環として登山を行っています。今年は7月12日から25日まで、6校の学生さんが登頂されました。
【県内の中学校】
松本市高綱中学校
安曇野市穂高東中学校
安曇野市三郷中学校
松本市明善中学校
安曇野市穂高西中学校
松本市松島中学校
【県外の中学校】
名古屋市南山中学校女子部
東京都世田谷の成城学園中学校
60年の登山の歴史がある学校です。燕山荘から1日で槍ヶ岳を目指します。
「今日はあのてっぺんまで登るぞ!」とガイドさんが号令をかけていました。
(一班)
(二班)
(三班)
槍ヶ岳を目指すので30人を三班に分けて出発。全員がヘルメットをかぶっていました。
沖縄県宜野座村松田地区の皆さん。ここ数年毎年お見えいただいています。
【高校生】
長野県大町岳陽高校
新潟県高田高校
両行とも60年以上の歴史があります。
今年から校名が変わった大町岳陽校の槍ヶ岳班はヘルメットを持参して大天荘に向かって行きました。
感動すると感性が上がります。また、感性は個性を磨きます。雨の日も晴れの日もあるアウトドアのスポーツです。天気に恵まれなかった学校もありました。でも、皆さん元気でした。
見ているだけ、考えているだけの自分から、行動することの大切さを学んだことでしょう。
今年の学校登山は、無事に終了いたしました。
写真・文 赤沼健至