燕・歳時記 Special

燕山荘通信

白銀に輝く栂池展望湿原スノーシューツアー


春休み最初の連休中日の3月20日、燕山荘スノーシューツアー終盤の「栂池展望湿原スノーシューツアー」第1回目を開催しました。まさに栂池展望湿原は、白馬三山の迫力満点の絶景が望める最高のビューポイント。さてその結果はいかに・・・

春先の眩しい陽ざしが見え隠れする中でのスタート。絶景を目前に期待が高まります。

栂池ヒュッテ
「やっぱり少ないんですね」
例年今頃、この栂池ヒュッテの木の雨戸辺りまでは雪で埋まっているはず。その例年を知っているお客様達は改めて雪の少なさに驚いていました。

栂池自然園内に入ると陽ざしは全く途絶え、グレーの世界へ・・・

「キャー!きれい!」
歩き始めて数十分、途中休憩をし始めた途端、一瞬にして濃い霧が晴れ、小蓮華岳方面まで望めるブルースカイが広がりました。よしよし、このままだったら、展望湿原に着く昼頃には最高の天気が待っているぞ!テンションあがります。

「団扇代わりに扇いだら霧吹き飛ぶかも!」
その晴れ間も束の間、またたく間に霧に包まれてしまいました。ややなげやり感は否めませんが、本日のオプションアイテムである“そり”で扇ぎ始める人も。

展望湿原にて
結局その後霧が晴れることはなく、背後に白馬三山があるであろうことを想像しながら展望湿原にて記念写真。

【雪上でランチ】

雪面を皆で踏み固める→

スコップで椅子部分を掘る→

テーブル面を削って平に仕上げる→

楽しくランチ。
これに絶景が加われば最高の「お・も・て・な・し」になったはずですが、それはまた次回に。

【豪快にシリセード】

ランチタイム後はより霧が濃くなり、時折ホワイトアウト状態に。こうなれば諦めがつくというもの、あとは豪快に「シリセード=そり遊び」を存分に楽しむだけ!

「最初ちょっと怖かったけど、一度やったらやめられないですね!」
「HPではよく見てたけど、意外にスピード出て楽しかった!」
「来年リベンジということですね」
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。次回こそ絶景にめぐり合えますよう・・・

ガイド:井村克彦、榊 寛昭
写真と文:榊 寛昭

沢山の方にご参加いただきました2016年燕山荘スノーシューツアーも、残すところ、3月26日、27日の2回となりました。

白銀に輝く栂池展望湿原スノーシューツアー(日帰り)の日程はこちらから

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