毎日、夏のいい天気が続いています。
【雷雲】
巨大な雷雲が立ち上がり、夕日に当たって綺麗に赤く染まりだし、稲光が高い空から光り始めました。埼玉県上空なので音はないものの自然の驚異を感じます。
【ライチョウ】
雷雲が立ち上っている頃、お客様のざわめきがしました。
ライチョウがひなを連れて現れたのです。やっぱり雷雲にはライチョウです。
大勢のお客様がフラッシュをたかれたので、戸惑い気味でした。
できるだけそっとしておいてあげたいものです。
【夕日の後】
夕日の沈む時にガスが入ると幻想的な風景になります。
あのすごい雷雲は、9時には大分小さくなり11時には消えました。
【ヘリコプターの荷揚げ】
朝日の登る前の空気の湿り具合で天気を読むことがあります。ご来光が見えても急にガスが入りヘリコプターが飛べなくなることがあるからです。湿った空気の時は、ヘリコプターのローターから雲が発生します。
【学校登山の伝統校】
60年以上の歴史ある登山を実施している学校があります。
東京世田谷にある成城学園中学校2年生は、毎年槍ヶ岳を目指します。ヘルメット着用で、三班に分かれ雨の中出発した皆さんも全員槍ヶ岳に着きました。学校のノウハウと先生方のご指導には敬服します。これからも是非続けていただきたいですね。また、高校生も頑張っています。長野県大町市にある大町高校と新潟県上越市にある高田高校は、共に60年以上の学校登山歴があります。
登山は特別の連帯感が生まれます。一緒に登山をともにした皆さん共通の話題は長く思い出として語られることでしょう。
【夏山診療所】
北アルプスの山小屋にある夏山診療所の中でも、燕山荘に開設されている順天堂大学医学部山岳部による夏山診療所は60年以上の歴史があります。
その初期からずっとお世話になっている大友先生(83歳)が今年も元気にお見えになりました。
【燕山荘のTシャツ】
親子三代で広島からお越しのご家族の皆様。「50年ぶりに登りたい、ということで三代で来ました。」とお祖母さん。皆さん、いろんな柄の燕山荘Tシャツ姿で登頂されました。
山ガールばかりではありません。燕Tシャツをきた山ボーイです。
燕山荘スタッフも熊谷榧さんデザインのTシャツ姿です。
豊富なデザインの燕山荘Tシャツです。
山で燕山荘のTシャツ姿を見かけると思わず声をかけたくなります。デザイン一つひとつに思い出と開発秘話があるからです。登ってきてすぐにお買い求めいただくお客様が多くいらっしゃり、心より感謝申し上げます。
【TVの撮影】
TVの撮影がありました。
モデルでタレントの華恵さんが来られました。
【尾瀬の山小屋から】
尾瀬小屋の星光さんご一行がお見えになりました。
尾瀬は水芭蕉が終わり紅葉のシーズンになるまでの間、しばらく静かになるそうですが、星さんご一行は元気でにぎやかでした。他の山域の方々との交流は面白く勉強になります。
【紺碧の空】
夏山は、紺碧の空がよく似合います。
この時期の登山道を歩く際には、日焼け、熱中症、虫刺されに気を付けましょう。暑さ対策としては、十分に水分をとり、足がつったときに効き目のある梅干しも忘れないようにしてください。
また、下山のとき急いで下りて骨折する事故も増えています。下山のときほどゆっくり慎重に下りましょう。登山道が渇いて石車になり滑りやすくなっています。
写真・文 赤沼健至