燕・歳時記 Special

燕山荘通信

栂池自然園大パノラマスノーシューツアー


2月7日~8日、燕山荘スノーシューツアー2回目「栂池自然園大パノラマツアー」を催行しました。メインとなる2日目は、しんしんと降る雪に、タイトルにある雄大な白馬三山の展望はお預けとなりましたが、その分、皆さん全身雪まみれになって、思う存分雪の感触を楽しまれていました。

【浅間山(せんげんやま)・落倉高原】

初日は薄日もさすまずまずの天気、しっかり白馬岳から遠く鹿島槍ヶ岳まで一望、適度な足慣らしができました。

「ここでしっかり目に焼き付けなきゃ」
コース途中から望む白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ケ岳)。明日の雪予報あってか、皆さんしばし見入りました。

高低差100メートル弱のコースではありますが、適度な起伏があり、スノーシュー初心者でも足慣らしには最高。

浅間山直下にあるこの鳥居も、ここまで埋まっているのはここ数年見たことがありません。
今年の雪の多さを物語ります。

夕暮れ時に淡く差し込む薄日には、どことなく春めいたものを感じさせます。

【いざ栂池自然園へ】

メインである2日目、前日の予報通り、スタートから雪となりました。けれどこれはこれで、しっかり雪と遊ぶぞ!という明確な目的に予定変更。半ば栂池ツアーの恒例となりつつある、お尻で雪の上を滑る“シリセード”に早くも期待が膨らみつついざ出発。

コメツガ、オオシラビソ、白樺、ウダイカンバ等の巨木を抜けていきます。

墨絵の世界と化した“神の田圃”。本来見えるであろう白馬三山方面をバックに記念撮影。

この後もしんしんと降る雪の中、軽快な足取りで栂池自然園に到着した皆さん、早めのお昼を取り、
いよいよ“シリセード”の世界へ。

「こんなに雪まみれになるのは子供の時以来かな。けれど存分に楽しませてもらいました!」

ツアーご参加の皆さま、ありがとうございました。
ガイド:井村克彦、榊寛昭
写真:井村、榊  文:榊

今回の「栂池自然園大パノラマツアー」並びに3月後半に催される「白銀に輝く栂池展望湿原ツアー」のベース基地になる宿は、栂池高原内にある「ホテル雪倉」です。薪ストーブ、おいしい料理、そしてアットホームな雰囲気に包まれた宿です。

次回は2月14日からの「栂池自然園大パノラマツアー2回目」です。
燕山荘スノーシューツアー日程詳細は、「イベント情報」をご覧ください。

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