燕山荘年末年始冬季営業
2014~2015年燕山荘年末年始冬期営業は、1月5日のご宿泊をもちまして終了致しました。大勢の皆様にご利用頂きまして心より感謝申し上げます。この年末年始は、例年より積雪が多く、また気象条件も極めて厳しい日が目立ちましたが、その合間を縫って目の前に広がる厳冬期の北アルプスは、荘厳で華麗な山容を見せてくれました。
【白い世界が創り出す美しさ】
燕岳に向かう人々
輝く霧氷
合戦尾根
窓ガラスに咲く白い華
シュカブラのコントラスト
道は山荘へと続く
太陽とダケカンバ
雪煙にむせぶ槍ヶ岳
朝陽浴びる燕岳
八ヶ岳連峰より昇る
モルゲンロート
残照燕岳
笠ヶ岳に沈む太陽
「きれい・・・」
ほとんどの方が、言葉が出ないほどこの白い世界が創り出す美しさに魅了されてしまいます。
【大雪の中での入山】
「よく降った!」これがスタッフ皆一番の感想です。入山に際しては、トレース付けも含め3日間も要しました。吹きだまりでは胸以上のラッセル、わずか数メートル進むだけで息が上がるような箇所が幾つもあり、時には荷物を交代して上げるなど、手強い上山でした。
【冬季燕岳登頂ツアー】
第1回目
第2回目
第3回目
第4回目
「ガイドの皆さんと一緒で、いろいろな企画もあり、安心できとても楽しい登山ができました。」
「いい天気だけど真冬の稜線は風が強くとても寒い!」
【クリスマス】
【日本一標高の高い場所でのお餅つき】
恒例のお餅つき。今年は、女性用の軽い杵も用意しました。
【冬期営業スタッフ】
多くの皆様にご利用いただきまして、心から御礼申し上げます。
今後、1月~3月は、上高地・乗鞍、栂池高原、八ヶ岳のフィールドで、「燕山荘スノーシューツアー」を開催しております。2015年度営業開始につきましては、燕山荘4月25日、有明荘4月24日を予定しております。
写真:赤沼敏治 河地清人 榊寛昭
文:榊 寛昭
2015年、皆様に安全で楽しい山登りをしていただけることを心から祈念いたしますとともに、私たちも、一層努めて参る所存です。どうぞ宜しくお願いいたします。