美しい山容、再び
風雪模様だった12月18日のスタッフ上山から一夜明けての19日。西風こそ強かったものの、終日晴天となり、雪まみれで上がってきたスタッフにとって、久しぶりに見る美しい山容は、自然からの素敵なご褒美となりました。
【12月19日の山容】
燕岳日の出
晴天の燕岳と後立山連峰
笠が岳に沈む夕陽
燕山荘全容
【12月17日・18日現在の合戦尾根の様子】
登山口
第一ベンチ
第二ベンチ手前
第二ベンチ
第三ベンチ手前
第三ベンチ
富士見ベンチ
合戦尾根
積雪量は例年より多めです。
上山日に爆弾低気圧が私達を直撃したため、深い雪のラッセルを行って登ってきました。目印の赤い旗竿を立てたトレースができましたので、営業期間中はこれほどのラッセルを強いられることはないかと思われますが、万全な装備、行動食はお持ちください。特にワカン、アイゼン、ピッケルは必携です。
去りゆく年と新たな年を、一年中で最も美しいといわれる厳冬期の雪山を目の前にして迎えられる喜び、スタッフ一人一人再び胸に秘めながら、年末年始営業、安全で楽しい冬の燕岳登山となりますよう、皆様のお越しを心待ちにしております。
写真・文 榊 寛昭