雷鳥観察会
雷鳥観察会
今シーズンも燕山荘企画雷鳥観察会を6月21日~22日、28日~29日の日程で開催いたしました。
日本野鳥の会会員植松晃岳氏を講師にお迎えし、雷鳥について専門的なお話を伺ったり、動植物の生態を知ることで自然と人間のかかわり、環境保護の大切さを学ぶことができました。
第1回目は、山頂と北燕岳の間で至近距離で雷鳥を見ることができました。
燕岳では雷鳥をよく見かけます
雷鳥
別の日ですが山荘周りによくいる雷鳥です
第1回雷鳥観察会 参加者の皆様
観察風景
雷鳥についてレクチャー
キバナシャクナゲ 稜線に咲くクリーム色の可憐なお花
イワウメ
ハクサンイチゲ
ゴゼンタチバナ
マイヅルソウ
イワカガミ
大変珍しいイチヨウラン 今が旬です
エンレイソウ
ミネザクラがやっと咲きました
ご参加頂いた皆様 ありがとうございました。
以下は講師の植松晃岳氏から頂いた報告です。
〈燕山荘 ライチョウ観察会 2014年6月21日~22日〉
◆確認できた主な動植物
【野鳥】オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、ウグイス、コルリ、キクイタダキ、キセキレイ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツツドリ、ジュウイチ、ホトトギス、ミソサザイ、ルリビタキ、ウソ、ホシガラス、メボソムシクイ、カヤクグリ、イワヒバリ、ライチョウ、(21種類)
【哺乳類(糞)】
キツネ、テン、オコジョ、ニホンザル、
【昆虫・その他】
エゾハルゼミ、ナメクジ、
【植物】開花していた主なもの
ミヤマカラマツ、ミヤマニガイチゴ、イワカガミ、マイヅルソウ、ウラジロヨウラク、アカモノ、ユキザサ、ギンリョウソウ、コヨウラクツツジ、ムラサキヤシオツツジ、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、タケシマラン、オオカメノキ、バイカオウレン、イワナシ、イチヨウラン(蕾)、ミネザクラ、ショウジョウバカマ、コミヤマカタバミ、エンレイソウ、ミヤマハンノキ、ツルリンドウ(実)、ベニバナイチゴ、クロマメノキ、ヒメイチゲ、ミヤマキンバイ、イワウメ、ハクサンイチゲ、オオバキスミレ(蕾)、キバナシャクナゲ
講師 日本野鳥の会会員 植松晃岳氏
ガイド第1回 井村克彦、河地清人
第2回 林正美
写真:井村克彦 林 正美 植松晃岳氏
文:林 正美