霧氷の美しいGW後半でした
立派な白い髭をたたえた、燕山荘玄関前にいる“山男”。
5月5日に降りだしたみぞれはやがて雪へと変わり、一晩明けた北アルプスの稜線は見事な霧氷の世界となりました。
燕岳
イルカ岩
めがね岩
ダケカンバも真っ白
エビの尻尾
街の中はすっかり初夏の陽気ですが、北アルプスの稜線は6月上旬まで雪の降りやすい時期が続きます。
天気予報をよくご覧いただき、見合った防寒対策の用意をお願い致します。
第3回
第4回
登山教室ガイド:榊 寛昭 林 正美 赤沼敏治 大蔵喜福氏
特別講師大蔵喜福氏は、マッキンリー登頂20回以上、ヒマラヤ7座登頂、ほか様々なアウトドアに精通した登山家です。
夏の親子ファミリー登山、年末年始の燕岳登頂ツアー等にも特別講師として参加して頂いています。
鳥の足跡
5月1日、合戦小屋と燕山荘の中間地点で見かけました。まだまだ冬毛に覆われた雷鳥、小屋周辺でも見かけることができます。
第1ベンチ
第2ベンチ
第3ベンチ
富士見ベンチ
合戦小屋
合戦沢の頭付近
5月6日現在、登山道の残雪は、第1ベンチと第2ベンチの中間位から出てきます。
第3ベンチ約30cm、富士見ベンチ約50cm、合戦小屋周辺約1m~1.5mです。氷点下まで気温が下がる朝晩は雪面が凍結していますので、装備は、10本爪以上の前爪付アイゼンとピッケルが必要です。しっかりとした冬山装備でお越しください。
写真:榊 寛昭 林 正美 リポート:榊 寛昭