学校登山
長野県の学校登山の歴史は古く、1900年頃まで遡る。教育学者・植物学者の河野齡蔵先生を中心に長野県女子師範の生徒を伴って多くの学校登山を実施された。「生徒の心身鍛錬」「協力とルール順守の集団訓練」「大自然の体験学習」等の理念をあげ毎年の恒例になってきたものが今に続いているものです。今年の最後は、地元安曇野市穂高西中学校でした。
頂上アタック
下山
「皆で励まし合って登った。登山て楽しいね。」みんな明るく登ってきました。
【県外の学校】
東京世田谷の成城学園中学校 60年以上の歴史があり毎年槍ヶ岳を目指します。槍ヶ岳へはもちろん全員ヘルメット着用です。第一班
第二班
名古屋南山中学校宇女子部の歴史は40年
【高校生】
長野県大町市にある大町岳陽(旧大町)高校は、昭和23年(1948年)から3学年合同で
北アルプス数か所を一斉に登っている。どこの山に登るかは希望をとるのだそうだ。
上級生、下級生分け隔てないところがいい。
今年度の学校登山は新潟県の高田高校の45名を残すのみとなりました。
高田高校も60年を超える歴史があります。どの学校も先生ばかりでなくガイド、OB、ボランティアなど安全に工夫をして登っています。
写真・文 赤沼健至