燕山荘グループ代表
赤沼健至のブログspecial

赤沼健至のブログ

大天井岳(2,922m)で北アルプスをゆっくり楽しむ


安曇野市の最高峰大天井岳、この山の名前はオテンショウダケまたはオオテンジョウダケと呼びます。「一番高いところ」の意味があります。昔、高いところには神様が宿ると言われていた山岳信仰の時代、安曇野から眺める最高峰がこの山でした。お天守閣と同じ意味で神様や一番偉い人が居られる所、御(オン)・天(テン)の所、御天所(オテンショ)、また、宇宙まで届くほど高い、という意味での「オオテンジョウ」。どちらにしても一番高いという意味がこの山の由来です。ダイテンは旧有明村の村民の俗称で意味が違います。従ってダイテンジョウダケとは言わないように、と祖父赤沼千尋からよく言われました

【頂上からの眺め】

頂上から槍・穂高連峰を望む。槍ヶ岳が近く迫力のある絶景

 

燕岳後ろに針ノ木岳・鹿島槍・白馬など後立山連峰

 

常念岳・蝶ヶ岳後ろに富士山・南アルプス・中央アルプス。

大天井岳は、北アルプスの中でもトップクラスの眺望の素晴らしい頂きです。
北アルプスをゆっくり楽しむには最適な場所です。

【頂上に登る】

大天荘と槍ヶ岳 強い風に当たらないように小屋が建っています。

 

常念岳をバックに頂上へ

 

 

ライチョウの母親

子供

 

頂上周辺で出会ったライチョウのお母さんは4匹の雛を連れていました。

大天荘から山頂までおよそ10分。さえぎる山がない頂上からの眺めは、槍ヶ岳の頂上から左に流れる梓川と右に流れる高瀬川が眼下の安曇野で合流するのが見える絶景が広がる。さらに、頂上や大天荘にはよく雷鳥が現れる。今年もヒナが親と同じほど大きくなっていた。

【大天荘テント場】

大天荘のテント場は広いのが特徴で、暮れゆく槍・穂高連峰を眺めながらのテント泊に楽しさが溢れます。

【大天荘】

フロント

 

夕食前の食堂

 

ルートや天気予報の説明をする榊支配人

 

ランプの喫茶室 スイス産グラスワインとローストビーフ

 

夕食後のひと時、話がはずみます。

「ランプの喫茶室」は平日の夕食後、食堂が「ランプの喫茶室」となります。
9月からは、毎夕食時、榊支配人作の山形風芋煮を提供いたします。

【表銀座を赤岩岳まで】
大天荘の朝食

 

大天荘からの槍・穂高連峰

 

大天荘からの槍ヶ岳

 

びっくり平付近から大天荘を望む

 

赤岩岳からの槍ヶ岳

大天井岳は、燕岳登山口や常念岳登山口から直接登ると9時間のコースです。そのため通過される方の多い山ですが、北アルプスで、のんびりするには最高の場所です。時間があれば表銀座を西岳の手前、赤岩岳までゆっくりと槍ヶ岳を眺めながらお散歩を楽しむのもおススメです。迫力ある槍ヶ岳をゆっくりと楽しんでください。

 

写真・文  赤沼健至

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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