上高地・乗鞍スノーシューネイチャーツアー
2月28日~3月1日の2泊3日にて、上高地・乗鞍スノーシューネイチャーツアーを催行しました。
3日間ともに概ね晴れ間の広がる、穏やかなスノーシュー日和となりました。
乗鞍高原内では滝めぐりをしながら、上高地園内では大正池から望む穂高連峰、また梓川河川敷からは焼岳に霞沢岳方面の遠望を楽しみながら、春めいた陽ざしを受けてのんびり歩きました。
真冬の乗鞍高原・上高地はいずれも、朝晩晴れて冷え込むようですと-20℃前後まで下がることは珍しくなく、にわかの防寒対策では手ごわい場所になります。殊、上高地においては悪天候で風雪が強いと、低体温症のリスクが伴うため河童橋まで辿りつくことさえ難しい状況にもなることもあります。しかし、そんな時は、乗鞍高原の樹林帯や大正池周辺は、午前を中心に見事な霧氷が輝き、とても鮮やかです。
この3日間は、朝晩で-5℃くらい、日中は10℃程まで気温があがり、雪や霧氷は程遠い感じでしたが、春めいた陽気に誘われ野鳥の動きはかなり活発でした。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
特別講師:植松晃岳氏(野生生物資料室代表でライチョウ調査研究に携わる、信州野鳥の会会長、燕山荘主催 雷鳥観察会特別講師)
ガイド・写真:井村
文:榊