燕・歳時記 Special

燕山荘通信

白馬栂池1泊2日スノーシューツアー第1回


2月6日~7日にかけて「栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー1泊2日第1回」を催行致しました。今回は、メインの2日目が生憎の天候となり、目的地の栂池自然園へ向かうことは叶いませんでした。それでも初日、春を思わせるような穏やかな陽気の下、北アルプス北部の山並みが一望、2日目の後半は尻セードを思いっきり堪能できたりと、栂池自然園に引けをとらないツアーで締めくくることができたように思います。

 

<2月6日>

午後の半日であるこの日は、栂池にある前山ジャンプ台周辺の散策で足慣らし。今回はこのあたりからの眺望が最高でした。

ここのジャンプ台は、主に栂池高原周辺のジュニアチームが競技等で使う場所です。もちろん敷地内は立入できませんが、回り込んで頂上に立てば、北アルプスの鹿島槍ケ岳以北の主な峰々を一望することができます。

歩きだしこそ青空も見えましたが、みるみる稜線は雲に覆われ、小一時間ほどでスキー場上部に着く頃、早くも雪が降り始めてきました。

北アルプスや八ヶ岳など、高山一帯もしくは付近でスノーシュー等の雪山散策をする場合は、必ず事前の気象情報の確認が必要です。特に冬の間、今回のように日本海から寒気を背にした寒冷前線が南下してくる直近では、強風等で天候の急変に遭遇することは珍しくなく、予定していた行程の変更を余儀なくされる事がよくあります。遭難等を回避する上でも大切なことな為、ご参加にあたってはお客様のご協力とご理解をいただきますよう宜しくお願いいたします。

本来この辺りから眺める白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)は圧巻、素晴らしい眺望が得られる所なのですが、今回はおあずけ。ブナ林の美しい森の中を散策し、昼食を済ませて下山の途に就きました。

ちなみに、

ここ最近、白馬山麓界隈で四季を通して人気を博している「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」があるのがこの岩岳スキー場上部。ちょっと覗いてみましたが、ご覧のホワイトアウト。また今度の楽しみにしておきます。

 

帰りは尻セードのオンパレード。皆さんお腹いっぱいになられて、無事に解散となりました。
この度は行程の変更等にご理解頂き、ご参加頂きました皆様本当にありがとうございました。

なお、この先も当面スノーシューツアーは催行予定ですが、
ご参加に際しては、燕山荘のHPに掲載されています「燕山荘グループ COVID-19対策」
「2021年スノーシューツアーのご案内」をよくお読み頂きご理解とご協力を賜りますようお願い致します。

 

ガイド:井村、榊
写真と文:榊

 

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