6月の有明荘周辺の花
燕岳登山口下方約700m、標高1,380mにある燕山荘グループ有明荘の周辺はさわやかな気候となっています。野鳥のさえずりや足元に咲く可憐な花が私達を楽しませてくれます。登山の行き帰りに心を癒してくれる花々をご紹介いたします。
【4月に咲く花】
▲オオミスミソウ 有明荘玄関前に一番早く咲き始めるユキワリソウの仲間
▲アズマシャクナゲ 大きな株は、中房までの沿道で見かけます。
上記の花は、4月下旬有明荘オープンと同時に咲き始めます。
【5月に咲く花】
さすがに4月の花はもう見かけられませんが、6月の今でも5月に咲く花が咲いています。
新緑の匂いのさわやかな中房渓谷の花々を紹介させていただきました。
日本の山登りの文化「山と温泉」が楽しめる燕岳の登山を盛り立ててくれる足元の花々も魅力的になってきました。6月10日、朝の燕山荘の気温は1℃、松本市は30℃でした。有明荘周辺は、新緑の香りが漂うすがすがしい気温です。中房までの沿道にはカモシカも時々現れます。静かな山登りが楽しい6月、花々の開花は徐々に標高を上げています。
写真・文 赤沼健至