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燕・歳時記 燕山荘ツアー「ライチョウ観察会」催行しました


 

ツアーご参加の皆様。

燕岳の特徴の一つは、ライチョウが生息していることです。しかも、燕山荘の玄関前にもよく姿を出してくれます。6月はこのライチョウの縄張り争いや、夫婦仲良く佇んでいる姿をよく見かけますので、もっとライチョウのことを知ってほしいと観察会を行っています。今年は、6月26日~27日燕山荘イベントツアーの一つ「ライチョウ観察会」を催行しました。

 

【燕山荘到着後ライチョウを探しながら山頂へ】

▲見張をしている雄

 


▲燕山荘を出てすぐにオスを発見

 


▲ しばらく行くとメスを発見

 

▲雲行きが怪しくなってきましたが全員燕岳(2763m)登頂

燕岳山頂までに二家族いそうです。卵を温めているので、メスはなかなか姿を見せないものですが、この日は出没してくれました。そして、普段の三倍もの速さで餌をついばんでいる姿に卵を温めている様子がうかがえました。

 

【1時間も見張りをしていたオスに全員驚きました】

▲頂上に行くときに見かけた雄

 


▲1時間も同じところにいたオスにびっくりしました

 


▲下山前の集合写真

ライチョウのオスはメスが卵を温めている間巣の近くで見張りをしています。鷹から見つからないようにこの時期は背中が黒くなります。これだけ人が近づいても逃げないライチョウに会えることが6月の燕岳の魅力です。燕山荘で代表の赤沼のライチョウ講話がありました。下山時には視界が悪く雨模様でしたが、強い雨にも降られなく楽しい会でした。

 

【合戦尾根に咲いていた花】

▲ マイヅルソウ

 


▲イチヨウラン

 


▲ゴゼンタチバナ

 


▲イワカガミ

 


▲オオカメノキ

 

▲イワカガミ

 

▲白いイワカガミ

 

▲ミヤマザクラ

 

【印象的な6月の風景】

▲6月27日夕方

 


▲6月26日のご来光

 

 

梅雨時は天気予報にもない光景を眺めることが出来ます。可憐な高山植物も楽しみの一つです。

写真:赤沼健至 赤沼敏治 大友 稲垣
ツアーガイド:赤沼健至 赤沼敏治 大友
文:赤沼健至

 

後日談
その後、ライチョウの赤ちゃんが生まれたことが確認されました。
6月30日燕山荘ブログをご覧ください。

 

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