「処暑」とは言うものの・・・
さかきです。
今日は二十四節気の一つ『処暑』。暑さが収まる頃と言われていますが、麓の酷暑は元より稜線上の汗ばむ陽気も今年は収まる気配が未だ感じられません。
従って、午前中カーッと晴れると、一気に気温が上昇、昼過ぎには霧に覆われ、夕立、というパターンが相変わらず続いている今日この頃です。
さて、そんな今朝は、
埼玉県から群馬県にかけての積乱雲のシルエットの変化から目が離せなかったです。ちなみにこれは日の出直前5:00頃の様子。
日の出から30分ほど経った様子。
50分ほど経過。
7:00頃にほぼ消えました。
雲に興味津々の私としては、こういう観察は大好きです。
それにしても、こういった光景を見ると、雲上の地にいることをしみじみと感じさせてくれます。
ちなみに、
雲の下方、隙間から垣間見える麓の朝の様子、これなどもそういったことを感じさせてくれる構図ですね。
◆
今日も午前中は威風堂々とした姿を湛える槍・穂高連峰。
よく見ると、手前のナナカマドの実が、赤くなっているのに気づきました。
小屋の脇にあるシンボルツリーのそれはまだまだ赤味も薄いですが、こちらはやはり風通しが良いだけあり、加えて多少なりとも朝晩の冷気にも触れるので、赤くなるのが早いです。
『処暑』、決して秋を指す言葉ではありませんが、見るものを見ると、やはり遠からず秋へと季節は歩んでいるのだなと思いますね・・・