素敵な朝の空でした。
さかきです。
今朝は日の出前後の約30分間、中天井岳の頂から動くことができませんでした。
それほど素敵で神秘的な雲の変化、一人「わーわー」思わず声を出しながら、あちこちにカメラを構えました。
▲5:10頃 東の空
何やらただならぬ空の雰囲気。この時点ではテント場から撮影しましたが、すぐに中天井岳へ急行。
▲5:20頃 東側から北側方面の空
レンズ状やうろこ状、ありとあらゆる雲が徐々に赤く染まってきます。
▲穂高連峰
ふと後ろを振り返れば、穂高連峰の上空のピンク色、頂の上にぽっかり浮かぶレンズ状の雲が印象的。
▲双六岳・三俣蓮華岳方面
こちらのレンズ状の雲も良い感じでした。
日の出直後の槍ヶ岳の上空は、縞模様のピンク雲。息を呑む光景です。
この穂高上空のレンズ状の雲が、とにかく秒単位で微妙に形を変えるものですから、何枚シャッターを切ったことか。気流変化に伴う雲だけに、本当に見てて楽しかったですね。
双六・三俣蓮華のモルゲンロート。雲とのタイアップがとてもいい・・・
気づけば、2~3分だけだったかと思いますが、大キレット越に虹がうっすら現れました。
なんだか、大天井岳から雲が勢いよく吹き出すような様。
光線の当たり具合で、こうも雲は“演目”を変えるのかと、一瞬たりとも目が離せませんでした。反薄明光線も確認できました。
槍ヶ岳上空に浮かぶレンズ状の雲。今日はこれで十分に“お腹いっぱい”。
これを機に、中天井岳をあとにしました。
正直、今日のブログは文章いらずでしたかね・・・
それだけ今朝は素晴らしい光景でした。
<おまけ>
帰り際、
通称“トカゲ岩”のすぐ脇でキラリと光るもの。
鉢盛山にある電波反射板に太陽光線が当たったそれが一際輝いているのが見えた次第です。