芋煮。
さかきです。
さすがに9月も半ばに差し掛かり、なんとなく朝晩肌寒さを覚えるようになってきました。
さて、毎年9月1日から大天荘のご夕食時は、味噌汁の代わりに「芋煮」をご提供させて頂いております。
時々お客様から、「なぜここで芋煮を?」というご質問をされます・・・
そもそも私の両親の出身地が山形県。幼少期より秋になるとよく父親が芋煮を作り、それを味噌汁代わりに食べていました。
子供ながら、その時の味覚体験「美味しいな」という感覚、大人になっても残っているものですね。当時の味の再現が叶っているかは定かではありませんが、是非冷えて到着されたお客様に、「芋煮」で心身ともに温まって頂ければ、という思いから始めました。
ちなみに、芋煮で使用する具材、ここ大天荘では{里芋、牛肉、白こんにゃく、なめこ、舞茸、豆腐}を、{醤油、日本酒、砂糖}で味付けします。地域や家庭によって、使う具材は様々です。
秋の味覚、是非ご賞味にお越しください。
ちなみに、これに熱燗とか、相性は抜群です。