雲海からの滝雲。
さかきです。
大天井岳山頂より、久しぶりに高瀬の谷間の見事な雲海を見ました。今シーズンこの地からこれだけダイナミックなものを見たのは初かもしれません。
表銀座縦走路の合間を、きれいに流れゆく滝雲。
最もこのような光景こそ、稜線の秋の醍醐味なのかもしれません。
しかし日中にはそれらもどこへやら・・・
青い空が清々しい、気持ちの良い秋晴れとなりました。
今朝、大天荘の温度計では、3.1℃まで下がったようで、この調子で徐々に朝晩の冷え込みが続くようであれば、遅れている稜線の紅葉も徐々に進むことでしょう。
山肌の色付き、これからが本番。
日の入りは概ね17:50前後。
樅沢岳辺りに沈んでゆきます。
ここ数日でめっきり秋めいてきました。
“夏”の空気感や温度感にきちんと区切り(お見送り?)をつけられず、不意にやってきた感のある“秋”に、ちょっと戸惑いと、その感覚についていけてない私です・・・