「光のパイプオルガン」。
さかきです。
▲日の出直後 浅間山から富士山・南アルプスにかけての遠望
さながら劇場の幕開けのよう。
薄明光線、山中であろうと街中であろうと、どこからでも見ることは叶いますが、このようなスケール感は、やはり稜線に居ればこそ見ることのできる醍醐味。
太陽高度の低い朝晩を中心に見ることのできる物理化学的現象の一つです。
▲浅間山
噴火警戒レベル2、火口周辺規制のかかっている浅間山、今朝はわずかながら噴煙が上がっているのが目視できました。
▲浅間山から八ヶ岳連峰
薄明光線は、別名「天使の梯子」「天使の階段」等々、かの有名な宮沢賢治は「光のパイプオルガン」・・・私には思いもつかない、素敵な命名をするものです。
この光景を見ながら、私のお気に入りであるクラシック「ヴィバルディの四季」を聴くと、もう最高です。
そういう意味では、薄明光線というよりも「光のパイプオルガン」が似つかわしい今朝の一コマでした。