変わりゆく山容
すずきです。
今日は雨と風で大天荘界隈は終日このような天気でした。
こういった天気の日は雷鳥が姿を現してくれる確率が高いのですが、今日私は彼らに会うことが叶いませんでした。(他のスタッフによると今日もいたようです。)
最近はどんどん秋が深まってきたようで、山の景色もだいぶ変わってきました。
ここで大天荘から見える穂高・槍ヶ岳方面がどう変わってきたかを少し振り返ってみたいと思います。
先ずは5月。
▲5/30
これは営業前に小屋の下見に来た時です。今年は雪が少なかったとはいえ、雪はしっかりあります。
続いて6月。
▲6/17
営業開始から1週間。西岳へ向かう稜線で少し雪が減ったような感じです。
続いて7月。
▲7/20
夏山シーズンの始まりです。ちょっと遅めの新緑といった感じです。
稜線上の雪はすっかりなくなりました。
続いて8月。
▲8/4
さらに緑が深くなりました。夏山真っ盛り。
▲8/28
8月2枚目。涸沢の雪はほとんどなくなり、季節は秋へ移ろうとしています。
続いて9月。
▲9/25
つい先日。緑は減り紅葉が進んできました。すっかり秋です。
5月から9月まで定点観測のように少し振り返りましたが、これから10月、11月とさらに変わっていくと思います。
山にいるとより一層四季を感じることができ、なんだか贅沢だなと改めて思いました。
季節ごとに一つの山に登るのは、様々な変化や季節の移ろいが楽しめるので、そういった山の楽しみ方も素敵ですね。
そして気づけば今シーズンの営業も40日を切りました。
残りどんな景色が待っているのか、楽しみながら日々を過ごしたいと思います。