冷えてきました。
朝のうちは稜線上は先日のような非常に強い風と雨となり、小屋で天気待ちをされる方も多くいらっしゃって、いつもとは違った感じの朝となりました。その後だんだんと天気は回復してきて展望も広がってきました。ただ、ここ最近の風によりヘリポート下のナナカマドの葉っぱはだいぶ落ちてきてしまいました。その分、赤い実の美しさが際立ってきています。
雨が上がった後はまた再び冷たい空気が入り出してきたのか、気温はどんどんと下がり出してきました。日差しもあまりなかったせいか日中でもじっとしていると寒いと感じることがありました。ここ数日で山の上では秋から晩秋へと変わってきているようです。
午後になっても3000m級の山々は姿を見せてくれることはありませんでした。これからの季節は標高が200~300m違うだけで気象条件が大きく異なります。標高が高ければ高いほど気象条件は厳しさを増していきます。ちなみに10月の5,6日あたりは冬型の気圧配置となり、雪の予報も出始めています。先ほど晩秋と書きましたが、晩秋を越えて冬に入りつつとあるといってもいいかもしれません。
今日もテント場は多くの方々で賑わいました。明日の朝はかなり冷え込む予報となっているのできっと寒い朝を迎えることでしょう。しっかりとしたシュラフをお持ちになることももちろんですが、下からの冷気をシャットアウトするしっかりしたマットも重要になってきます。20時現在、玄関先の温度計は4℃ですが、念のため今シーズン初めての水道の水抜きを行いました。いよいよ凍結対策の必要な季節がやってきました。
河地