深まる秋。
今朝は小屋の西側に付いている温度計は日の出前は2℃台を示していて寒い朝を迎えました。日が昇る前はガスで真っ白でしたが日が昇るとこのガスが取れだしてきました。と同時に気温も下がり出してきて、一時、短い時間でしたが気温は氷点下になりました。やはり、日が昇る頃が気温が一番ひくくなります。
やっぱり今がこの周辺の紅葉の見ごろと言っていいのでしょう。今日も紅葉と秋の青い空がとてもきれいでした。ただこの美しい光景がいつまでも続くわけではなく、数日後には木々の葉っぱは落ちてなくなってしまいます。だからこそ、余計にこの光景を美しく感じるものだと思います。
きれいに晴れた秋の登山日和の1日でした。ただ気温は低く、日中でも10℃を越えることはありませんでした。写真に写る皆様の服装からもなんとなくここの気温が伝わることだと思いますが、東京などからしたらもう冬の気温となってきています。館内では朝晩のストーブが欠かせなくなっています。今日のお昼頃より稜線の安曇野側には夏のようなガスが湧き上がっていました。そのため、今日登って来られた方はそのガスの中を登ってくることとなり、稜線上に出てから広がるこの展望にはたいへん感動されていらっしゃいました。秋なのにこんなにもガスが湧き上がるのは街の気温が高いからなのでしょうか。
日が沈むころ、気温はどんどん下がり始めてきます。玄関先の温度計は2℃台まで下がってきました。高瀬側には雲海もあり、美しい日の入りを見ることが出来ました。今夜も冷えそうです。そして、紅葉もまた深まっていきそうです。
河地