大天井岳界隈は風雪です。
さかきです。
午前中、大天荘の温度計は1℃前後を推移し、みぞれの様相。
寒冷前線が通過した昼を境に一気に気温は下がり、16時現在で-2.5℃、風も強く、雪となっています。
▲テント場から大天荘
辺り一面真っ白、降り続いています。
10/1時点でまだ“秋色”していたシンボルツリーななかまどは・・・
ご覧の通り雪化粧。
午前中のみぞれは、辺りの登山道を濡らしたわけですが、それが一気に凍結し、かなり滑りやすくなっています。特にザレ場や岩などの上は極めて滑りやすい状況です。
今夜から明日にかけては、冬型の気圧配置となり、北アルプスの稜線は今しばらく降雪が続く模様です。
一両日、少なくとも常念山脈の稜線を縦走登山される方は、使う使わないに関わらず、滑り止め(軽アイゼン等)の携行をお薦め致します。スニーカー等での入山はお控え下さい。想像以上に滑りやすいと思われます。
明日の長野県中部の麓の天気予報は概ね「晴れ」と出ていますが、いわゆる冬型の気圧配置と呼ばれる天気の時、北アルプスの稜線は天候不良が多いです。その際は、目安として新潟県の天気予報をご参考頂くか、山の天気予報に特化したサイト(ヤマテン(有料サイト))などの情報を駆使し、無理のない計画をお立て願います。
事故怪我の無い安全登山を、せつに祈念致します。