真冬日。
朝起きると思っていたほどではありませんでしたが、白い景色が広がっていました。燕山荘周辺では３～５センチの積雪でした。冷え込みは厳しく、玄関先の温度計は－５℃以下で少し弱くはなったもののまだ強い風が吹いていて、余計に寒く感じました。
その後、徐々に雲が取れてきて、燕岳や合戦尾根が姿を現してきました。この秋、最初の雪化粧をした燕岳、とても神々しく見えました。昨日の降雪は合戦小屋辺りまであったようでした。
紅葉の季節に降雪があると今日のような素晴らしい光景に出会うことがあります。青空、雪で白くなった山肌、そして紅葉と３段紅葉が見られました。ただ日中でも氷点下で風も強く、寒さの厳しい１日でした。
寒気の影響を受けやすい標高の高い山々は夕方になっても雲の中に入ったままでした。日中は日差しがあったため、この周辺の雪はだいぶ解けました。この時期に降る雪はやはり根雪とはならないようです。ただ、気温が低いので日影部分では雪がいつまでも残ってしまい、滑りやすくなっているところがあるので注意が必要です。先日も書きましたがアイゼンが効くほど雪がない今の時期がある意味１番怖く感じます。
街ではまだ秋ですが、山の上はすっかり冬となりました。とにかく気温が非常に低くなっています。ニット帽、手袋、ダウンなどの防寒具、暖かい飲み物、カロリーの高い行動食。これらが必要な装備となってきます。
河地
