寒さは緩んで。
今朝も氷点下にはなりましたが、-2℃くらいだったので、あまり寒くは感じませんでした。こうして少しづつ体も寒さに慣れていくものです。雲が多く、ご来光は見られないと諦めていたところ、雲を通して真っ赤な太陽が昇ってきました。これを太陽柱というのかわかりませんが、太陽の上にまっすぐな光が伸びていました。その後も太陽が作り出す光景は刻々と変わっていき、面白い光景を見せてくれました。
その後も雲はさらに厚くなっていき、灰色の空の1日となってしまいました。先日の降雪で紅葉もピークを過ぎてしまい、晩秋の装いとなってきました。この周辺の雪はほぼなくなってしまいましたが、大天井岳や槍ヶ岳など標高の高い山々は白く、雪の量が随分と違うなと感じさせられました。
どんよりとした空が広がっていましたが、連休の中日ということもあって、日帰りや大天井岳方面からの下山の方などの通過が多く、日中は賑やかとなりました。そんな中、玄関前の階段にはオスのライチョウくんがやってきて、一時、階段が渋滞するほどとなりました。このライチョウくんは少し特徴のある顔をしていて、春先からよく見かけていたライチョウくんだと思われます。
今日の日中はようやくプラスの気温になり、玄関先の温度計は3℃ほどになりました。そして、この3日間、水のポンプアップが出来ていなかったのですが、水源地のポンプにお湯をかけて凍結を解かして、3日ぶりに水のポンプアップをすることが出来ました。満水とまではいきませんでしたが、とりあえず水をあげられたことでホッとしています。その道中見る景色は、やはり晩秋の装いで、稜線のカラマツもすっかり黄色になっていました。夕方、みぞれになったり雨になったりしてきましたが、気温はプラスで推移しているため、積雪とはならなさそうな感じです。
河地