紅葉は下へ。
第2ベンチ付近のオオカメノキ
第3ベンチ付近のカエデ
連日、朝の気温が氷点下になってきています。そうなると紅葉はどんどん下へと進んでいきます。今、第2ベンチ辺りではオオカメノキの葉っぱが所々で美しい赤色に変わってきています。第3ベンチあたりではカエデの葉っぱが黄色く色づいてきています。全体的に見れば、葉っぱが枯れてきているようですが、所々で美しく紅葉した木々を見ることが出来ます。
気温が低いので汗をあまりかかなくなってきていますが、ペース配分を誤るとたくさんの汗をかいてしまい、それが冷えへとつながっていきます。これからの寒い時期、汗をかかないで登ることは大切となってきます。体が冷えてしまったときには合戦小屋には暖かいお汁粉やうどんがあります。甘いお汁粉でカロリーを補充するといいでしょう。
合戦の頭まで上がると木々はすっかり葉を落として、茶色くなった山肌が目に入ってきます。ほんの数日前まで紅葉がきれいだなんて言っていたのに・・・季節はあっという間に過ぎていきます。木々の葉っぱがなくなったので見通しはよくなりました。
燕山荘近くまで来ると所々で霜柱を見かけました。この霜柱、日中に解けて次の日にはまた凍るを繰り返していきます。なので日影部分はなかなか地面が渇いていきません。やがて、地面もカチカチになっていきます。
朝のうちは青空が広がりました。槍方面の雪もずいぶんと解けたようでした。ただ、ここから槍方面へ行かれる方は営業を終えてきている山小屋が出てきているので、ご確認を。ちなみ燕山荘グループのヒュッテ大槍も10月9日のご宿泊で終わりとなりました。
日中は3℃くらいまで気温は上がりましたが、ガスがどんどん湧いてきてそれに包まれてしまい、日差しもなく、寒い1日となりました。この先の気温を見ていると同じような気温の日が続きそうです。山の上は東京などの冬のような気温です。
河地