ふと湧いてくる、物寂しさ・・・
さかきです。
日の出前、5:20過ぎ。
月と、その右上方に金星が輝いていました。
今朝も氷点下の冷え込みでしたが、風がほとんど無かったため、しっかり防寒対策さえすれば、じっと見入っていてもあまり苦にならず・・・
華麗な輝きを見せてくれる月齢28.1の月。じつに神秘的です。
日の出は概ね5:45過ぎでした。
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▲午前中 東の空
▲槍・穂高連峰
▲劒・立山連峰と針ノ木岳
▲白馬岳・鹿島槍ヶ岳方面
日中は秋晴れの良い天気に恵まれました。
稜線近くの山肌の紅葉はピークを過ぎ、徐々に“晩秋の色”へと化しています。
この晩秋の佇まい、やはりどこか物寂しさを覚えてしまいます。それはグリーンシーズン終盤ゆえ、直に山を離れる名残惜しさから湧いてくるものなのでしょう。
昨日今日とヘリコプターの物資輸送がありましたが、これも残すところ数回・・・。
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今宵も雲は多めながら、東の空に輝く木星をはじめとして、麓の街灯りがとても素敵に輝きます。
北を向けば、立山周辺から鹿島槍ヶ岳方面の山中所々に小屋の灯りが点々と。
その手前の燕山荘の灯りはひと際大きいです。
しかし、見える小屋の灯りも、徐々に小屋閉めと共に一つ二つと日に日に消えていきます。
10月半ば近く、毎年どことなく物寂しさを覚える頃合いだなと、ふとしみじみ感じる今日一日でした。