畏怖
僅かなな晴れ間に興奮するお客様と大天荘スタッフ
朝陽と夕陽には恵まれませんでしたが、お昼から5時頃まではきれいな光景が望める天気でした。(最高気温1°)
昨夜吹雪いていたので、朝に登山道の確認に切通まで行ってきました。
大天荘周辺の積雪は20cm程度、切通から大天荘までの積雪は20~30cm吹き溜まりで50cmの積雪がございます。
大天荘から200~300m下に雪渓が出来ています、踏み跡は明瞭につけていますチェーンアイゼンでも歩けますが不安な方は6本アイゼンやストック・ピッケルを携行してください。(必ず何かしらの滑り止めの携行をお願いします。)
燕岳方面、三段紅葉が美しいです
雪渓、この後踏み跡をつけています。
鎖場、梯子。
喜作レリーフの鎖場はあまり雪はついていませんでした。
切通から燕山荘方面、縦走路の雪は10cm程度です。
スニーカーで来られる方を多く見かけますがソールの柔らかい靴はアイゼンの脱落の可能性もあります、ソールの固い登山靴出来れば雪山を想定した靴でお越し下さいませ。
私はこの時、軽量の雪靴とゲイターを使用していましたが小屋に戻った時の足はかなり冷えていました。
雪のついた山は美しさと恐ろしさに惹かれます。しっかりとした装備と計画で安全に畏怖の感情をご堪能下さい。
大天荘 港