降っては解けて。
起きた時は夜景も見え、ご来光はあるものだと思っていたら、どんどんとガスが流れてきて、見る見るうちに隠されてしまいました。御来光を待っていたお客様も寒さに耐えきれず、小屋の中に戻って、ストーブで手を温めていらっしゃいました。
ガスの切れ間から時々見え隠れする燕岳は白黒で、少し下に目をやるとまだ紅葉している木々とのコントラストがきれいです。
昨日、足跡を残してくれたライチョウくんでしょうか、まだ完全な冬毛ではないですが、少しラッセル気味に歩く姿は勇ましいですね。
降雪の後は所々にアートが出来上がっています。皆さん、器用ですね。
日中は燕岳方面と裏銀座はガスに覆われる時間帯が多かったのですが、夕方ガスが抜け、景色がよく見えるようになりました。朝とは大違いで燕岳の雪はほとんど解けてしまったようですが、槍方面や裏銀座は雪は解けずに残っています。
稲垣