朝夕晩に魅了。
さかきです。
どうしてヒトは、こうも朝夕晩の光景に魅了されるのでしょう。
私がここ大天井岳で撮る画像、加えてブログに掲載するそれも、総じて朝夕の光景に集中しがち・・・などと、ふと難しく考えてみたのですが、やはりそのタイミングに印象的なシーンがよく出現するからなのです。そしてきれいだからです。
ややおどろおどろしい感じでしたが、きれいな朝焼けでした。
荒船山の右から出てきます。
荒船山の右奥、赤久縄山方面の稜線が鮮明。
朝陽が少し高度を上げ、こういった感じで雲に隠れると、薄明光線がたおやかに差し込む・・・この光景がなんとも言えません。
10月に入り何度か掲載させて頂いていますが、朝の浅間山のこういう感じがとても好きです。
今朝は北信、特に黒姫山、戸隠連山、高妻山の山容がとてもクリアでした。
◆
前述のように朝と夕、その今夕の一コマ。
日の入りの時間が知りたくて、ご夕食の準備はスタッフに任せ、いそいそ中天井岳に向かったわけですが、みるみる辺りは雲が湧き上がり・・・
あっという間に槍の穂先まで。
そして瞬く間に辺りは霧に覆われてしまい・・・
しかし、北鎌尾根独標左側に沈む太陽の姿かたちは、日の入までしっかりそのシルエットを追うことが叶いました。
大天井岳界隈ですと、日の入りは17:05頃。
乙な日の入鑑賞でした。
そんな辺り一面霧の世界も、どっぷり日が暮れると・・・
いつの間にか雲は拭い去られ、
街の灯りに、すばるに、木星に、
月に照らされた槍穂の稜線に。
無風の中でのお月見鑑賞、これまた乙なものです。
ただし、防寒着で全身もこもこにする必要がありますが・・・
そこまでしても、朝夕晩の光景は魅力的ということなんですね。