足跡の先に。
大天荘スタッフのミムラです。
今日の日の出は６時頃でした。
陽が昇る前の澄んだ空気から、
日の出とともに太陽のぬくもりを感じる
この瞬間が「登って良かった！」と思わされますね。
午前中は晴れ間が見えたので山頂へ。
燕山荘の方に目を向けると、
ミドリと黄色のコントラストに
まだまだ秋を感じずにはいられません。
大天井岳山頂から見える槍・穂高。
堂々とそびえるその山容は
雪に覆われることでより迫力のある姿に。
午後になり雪が降り始めた中、
食堂の窓から２匹の雷鳥を発見。
「ガーガー」と大きな鳴き声。
どうやら縄張り争いをしているようです。
まるでおにごっこをしているようにも見えました。
夕方には雪が止み、青空が見えました。
燕山荘までの稜線にも薄く雪が積もっています。
小屋の近くで
雷鳥たちの井戸端会議？に出くわしました。
時折冷たい風が吹くと
体を丸めて身を守る姿は
厳しい環境で生き抜く生命力のたくましさを感じます。
ここ数日は天気が続いたので、
暖かな日差しの中
雪に包まれた山々を見ながらの
山歩きを楽しめたのではないでしょうか。
今夜からまた雪の予報が出ています。
明日の朝には一面真っ白になっているかと思われますので、
使わないに関わらず、必ず滑り止め
（アイゼンやチェーンアイゼン、ピッケルなど）の携行をお願い致します。
防寒対策を万全に、安全登山でお越しください。
ミムラ
