今日はひとつの区切りの日です。
温かい日が続いていて、水道の凍結の心配もなく助かるのですが、やはり冬は冬らしくなってくれないと調子がおかしくなってしまいます。今朝も美しいご来光で始まりました。小さくではありましたが、太陽の真横、八ヶ岳の上には幻日も見られました。
今日の午前中は昨日大天荘の最終日にご宿泊されたお客様が続々と戻って来られ、とても賑やかになりました。その頃、槍ヶ岳の上にはレンズ状のちょっと面白い雲が掛かっていました。このお客様の流れが過ぎると急に静かになってしまい、なんとなく寂しい気分になりました。ただ、燕山荘はまだ3週間ほど営業しておりますので、多くのお客様に初冬の北アルプスを体験できる場所として、残りの営業期間をかんばりたいと思います。
天気がいいうちにと雨戸やサポート類を本館の近くのスペースまで移動しました。これらを閉まったのはつい最近のような気がしましたが、6ケ月以上の月日が過ぎていたのですね。これからは営業と並行しながら小屋閉め作業を進めていきます。
今日は少し湿気の多い空気で、低い雲が湧きやすい午後となりました。外で小屋閉め作業を進めていく中、雲間から差し込む光がとてもきれいに感じました。
日の入りを眺める方も少なく、静かな日の入りとなりました。そんな中、一機の飛行機が一筋の線を描きながらこの上空を通過していきました。ひこうき雲ってなんかいいですね。この飛行機から燕山荘の灯りも見えたのでしょうか。
今日でサンルームの営業は終了となりました。ケーキ、コーヒー、生ビールは引き続き、売店で営業を行っていますのでどうぞご利用ください。小屋閉め作業に伴い、少しづつ小屋の環境も変わっていきます。
また、合戦小屋の営業も明日からは週末のみの営業となります。行動食は各自お持ちください。なお、トイレと土間はご利用いただけますのでご休憩にご利用ください。
中房線の乗り合いバスの営業も今日で終了しました。
河地