冬景色へ。
昨夜は寒くていつもよりたくさん服を着て寝ました。今朝の気温は玄関先で-10℃。そして外へ出てみれば真っ白な世界が広がっていました。強い西風に雪煙が舞い上がり冬らしい光景が見られました。本格的な冬到来です。
小屋周りで20~30㎝、吹き溜まりでは膝上位の積雪となったので山荘直下は冬ルートへと変えました。目印として赤旗が立てあります。小屋の東側はまだ通行可能ですが、屋根からの落雪にはご注意を。朝、道の様子を見に行った時は、さらさら雪でスキーをされる方なら嬉しくなるような雪だったのでアイゼンが必要な状況ではなっかたのですが、明日以降雪がしまってきたり、人が多く歩くとツルツルになって来る場合もありますので、アイゼンはあった方がいいかと思います。また、靴も冬靴が適していると思います。
さて、今回の雪は登山口の中房辺りでも降ったようです。マイカーでお越しの方はスタッドレスタイヤか滑り止めをお持ちください。今日、下山したスタッフによると、第一ベンチ3㎝ 第三ベンチ15㎝ 合戦小屋25㎝の積雪だそうです。
昨日現れた白いライチョウは今日の降雪を教えにやってきてくれたのでしょうか、ふとそんな気がしました。
寒さの厳しい1日でした。玄関先の温度計は日中でも-9℃、夕方には-12℃と凍てつく世界となっています。そのかわり木々には霧氷がびっしりと付いていて、冬ならではの美しさとなっています。
燕岳は冬の姿へと変わりました。
河地