厳しい天候となりました。
天気予報通り、冬らしい１日となりました。昨夜から今朝にかけ積雪は２０㎝ほど増え、小屋周りで30～４０㎝の積雪となっていました。日中の気温は玄関先の温度計で最高でも－１１℃と厳しい寒さとなりました。ただ、幸いにも小屋の東側（サンルーム前）はまだぎりぎり通航可能で強烈な風が吹く、小屋の西側を回ることなく、玄関まで行くことが出来ます。
夏道冬道分岐点
燕山荘と合戦の頭の間
合戦沢の頭
結構積雪が増えたのでトレースを付けがてら、合戦小屋まで行ってきました。今シーズン初のワカンを使いました。冬ルートに変える必要があるかと思って出掛けたのですが、まだそこまでの積雪ではなく、燕山荘と夏道冬道の分岐点の間以外は、まだ夏道伝いに道は付けてあります。今日のような天候（気温－１０℃以下風速１０m以上）ともなってくれば、もうレインウェアでは大変です。冬用のアウターが必要になります。また、当然ですがピッケル・アイゼンも必要となります。本格的な冬山シーズンの始まりともいえる１日となりました。
合戦小屋
合戦小屋周辺もずいぶんと積雪量は増えました。燕山荘周辺とあまり変わりのない積雪量となっています。今日のような厳しい天候の日は、これより上部はさらに天候が厳しくなっている場合もありますので、引き返すかどうか判断する重要なポイントとなります。日没も１６時半頃となっていますので、ここに１４時に付けないようであれば、下山されたほうがいいかと思います。また、悪天時これより上部では服をもう一枚着るというのが困難となりますので、ここでもう一度衣類や装備のチェックをされるといいかと思います。
今日の天候は冬山の練習にはちょうどいい天候となったのではないでしょうか。冬山は可能な限り、複数人で登ることが望ましいですね。低体温症の危険性があるからです。先日、写真に載せられなかったのですが悪天時にはこちらの入口もご利用できます。
河地
