蛙岩まで。
今日は朝から気温が高めでプラス4℃。日が差せば雲やガスがどんどんと沸き上がり始めていました。こんな日は雪はグサグサになり、歩くのにはちょっと苦労してしまいます。
今日は蛙岩まで道の様子を見に行ってきました。こちらも稜線上の雪は少なく、蛙岩までの間雪があったのは1割程度でした。
雪が残っている所はグサグサで結構埋まり、連休になると常念方面へ縦走される方もいらっしゃるかとは思いますが、この雪質だと結構苦労して時間と体力を要するのかと思います。
燕山荘から大天井方面へ向かう場合、蛙岩はこのように右手の岩のトンネルを登ることとなります。雪が少し残っていて、その雪が氷状に残っているので、今の状態であればここを通る際はアイゼンがあると安心かと思います。また、この岩の左側の夏道はロープが張ってあり、念のため竹竿で✖にしてきましたが、こちらへは絶対へ入らないでください。
大天井方面から燕岳方面へ向かう場合は、このトンネルの入口が分かりづらいので赤旗を何本も立てておきました。それを目印にしてください。
屋根の上に3m以上積もっていた雪も今年は3月に積雪が増えたせいか、雪が柔らかく、いつもならカチカチの氷のような雪との格闘がなく思った以上に早いペースで除雪が進んでいます。これだけ雪をよけるとこれまで開かなかった扉が開くようになったりとうれしい変化が現れます。このように積雪量の割には雪の密度が少ないため、雪解けは早いような気がします。ただ、まだまだ降雪になる日があると思いますので安心はできませんが。
河地