冷たい空気に包まれて。
ここ数日、冷たい空気が入ってきて気温が低い日が続いています。今朝も玄関先の温度計は－2.4℃と寒い朝を迎えました。最初はガスに包まれていたのですが徐々に取れだし、久々のきれいな青空が広がってきました。安曇野側の街は雲海の下となっていました。今日登って来られたお客様はその中を歩いてこられたため、途中は雨が降っていて、ここに着いてこの素晴らしい展望が広がって、皆様大変喜んでいらっしゃいました。山の上は街より天候が悪いことが多いのですが、今日みたいに逆なこともたまにあります。
今日は日中でも気温は2℃くらいまでしか上がらなく、ひんやりとしていました。しかし、先日までの暖かい陽気により、雪解けは進んでいて、木の幹の周りの雪が解け、茶色のまるがあちこちに見られるようになってきました。
合戦小屋まで雪切に出かけていきました。合戦小屋から合戦沢の頭にかけては半分くらいは夏道つたいへと変えてきました。なお、合戦小屋は今の時期は週末のみの営業となっています。トイレと雨風をよけての休憩場所はご利用になれます。
これから雪解けはどんどん進み、雪の中から木々の枝が雪の中から出てくる場所が増えてくるかと思います。大変かもしれませんが踏まないようによけて頂けると高山植物たちも喜ぶことでしょう。まだまだピッケルアイゼンは必要です。
気温は低かったのですが安曇野側が暖かかったのか、夏のように稜線の東側にはガスが湧き上がっていました。
日の入りが近づく頃、なんだか寒いなと思い温度計を見ると－4℃。それは寒い訳ですね。気温が下がったことにより、東側のガスも取れ、その切れ間から見えた安曇野の水を張った水田がとてもきれいでした。
二日間展望がなかったので、今日は寒かったけど気分のいい1日でした。これから週末にかけても晴天は続きそうです。まだまだ残雪の燕岳を楽しむことが出来ます。
河地
