にわか雨。
今朝は槍方面を望めば靄がかかり、湿度の多い朝を迎えました。
そんな今朝でしたが、太陽の光は強く、薄い雲を突き抜けて真っ赤な太陽が姿を見せてくれました。
今日のような朝からムシムシとした感じの日というのは、今の時期の場合、雷などが発生しやすくなります。7時を過ぎると強い日差しにより地面が暖められ、安曇野側からどんどんと雲が湧き上がり出してきました。その雲はやがて太陽も隠してしまいました。
東の空にはモクモクとした雲が現われはじめてきました。天気予報などを見ていると30℃を越えたところがもう出てきているようです。モクモクとした雲は恐らく気温上昇によってできた雲なのでしょう。この辺りの上空は午後になってくると灰色の雲に覆われてきましたが、その隙間から差し込む太陽の光が安曇野の街を照らし出していました。ちょっと前までは水田がキラキラと光っていたのですが、稲が成長してきたのでしょうか、そのキラキラはなくなり、街の色が緑っぽく変わってきました。そして、時折冷たい風が吹いてくるようになってくると14時頃からにわか雨が降り出してきました。
16時頃、雷鳴が遠くから聞こえてきました。その時の空の様子です。発達した積乱雲が空高く湧き上がっていました。また、有明山の稜線には面白い滝雲も見られました。この頃、この積乱雲の下ではかなり雨が降っていたようです。
この辺りでも16時頃、雷雨とはなりませんでしたがにわか雨がありました。その雨上がりには夕日に照らされるライチョウの姿を見ることが出来ました。また、ガスが西から東へ流れる中の燕岳はなかなかかっこよく見えました。
沈む夕日は見られませんでしたが、沈む直前にはこんな美しい光景も見られました。ちょっと不安定な天気も続いています。明日も念のため、雷には気を付けられた方がいいかと思います。
河地
