コマクサ開花。
今朝は湿気が多く、霞んだ空が広がっていました。そのせいか真っ赤な太陽が昇ってきました。明日は夏至です。太陽が最も北寄りから顔を出してくる日となります。ただ明日の天気予報を見ているとご来光は厳しそうなので、今朝見た太陽が今シーズン最も北から昇る太陽かもしれません。
今日は日中も霞んだ状況が続き、だんだんと雲も増えてきました。そんな天気でも草木はどんどんと成長を続けていきます。
ヘリポート下のナナカマドの木もここ数日で一気に葉を広げてきました。日に日に夏の色へと変わってきています。
早くも花を咲かせるコマクサがあちこちに見られるようになってきました。今年も花の咲き出しは例年より10日くらいは早くなっているようです。昨年といい今年といい雪が少なかったせいで、花の季節の進みも早くなっているようです。それはこれらの草花をエサとしてライチョウのヒナの誕生にも影響するのでしょうか。
昨日から今日にかけて、長野県のライチョウ調査の方々がライチョウの調査をしていました。小屋の西側のこの岩の上では、このオスのライチョウがよく見張りを行っています。メスのライチョウの姿はほとんど見かけないので、もしかしたらもう卵を抱えているのかもしれません。今月中にはヒナの姿が見られるのでしょうか。
午後になると燕山荘周辺では濃いガスに包まれてしまいました。天気予報などを見ていると間もなく梅雨入りなのでしょうか、とはいってももう6月も下旬になってきます。こんな遅い梅雨入りもあるのですね。
河地