雲。
さかきです。
終日うす暗いグレーの雲が、西側からどんどん流れ込んでは辺りに立ち込める一日でした。
朝8時頃パラパラ降ることもありましたが、ほんの一時。
昨日に続き風が強く、雨が降っていないとはいえ、突風的に吹く風に翻弄され、途中で引き返されるお客様もいらっしゃったようです。
今日も、この食堂前にあるベンチに腰をかけて、ゆっくりされる人の姿はありませんでした。
時折見上げる空は、中層と高層との雲の動きに差異があり、それが加えて空の奥行や立体感を感じさせてくれて・・・大気の神秘さを感じたものです。
雲ができるメカニズムは、色々な分野で解明されているとは言うものの、その速さや瞬時に変わるその形など、ヒトの頭では計り知れない、未知の部分がたくさんあると思います。
個人的にはそういう“雲”に惹かれますし、魅力を感じます。
強風に耐え忍ぶ辛さはありますが、今日のような風の日に、山で仰ぎ見る梅雨時の空に浮かぶ雲は、見飽きないものです。
少々、仕事の手を止めてはしまいますが・・・