梅雨前線。
今朝は一時だけ太陽が見えましたが、その後はは強風と雨の一日になりました。視界も悪くヘリポートから本館がやっと見える程度でした。梅雨前線が近くにあると稜線上は台風並みの風が吹くことがあります。そんな日が三日ほど続いています。燕山荘までは何とかなっても稜線歩きとなるとなんともならない場合もあります。そんな時は無理をしない方がいいです。雨で濡れた状態で、風が強いところに行くのは夏とはいえ低体温症のリスクが高まります。
午前中は結構強い雨となりました。そんな中でしたが、お花がたくさん咲いていて雨だけど良かった。という方もいらっしゃいました。山荘直下ではシナノキンバイのお花畑が皆様をお迎えしてくれます。
夕方になって、風は全く収まりませんでしたが、燕岳が姿を見せてくれ、雨の中登って来られた方はとても喜んでいらっ強いました。
また、松本平から長野市にかけての街並みを望むことが出来ました。ここは気温が13℃位しかなく、また強風とあって、ストーブを必要とするくらい寒いのに、街には日が差して、きっとこことは全く異なる天候なのでしょう。西からは灰色の雲がものすごいスピードで流れてきて、再び展望は隠されてしまいました。今は梅雨真っただ中。山の上は前線の影響を街より受けやすいので、麓の街の天気とは異なります。街から上を見て山にだけが雲が掛かっていることがあるかと思いますが、その雲の中では、強い風と雨となっていることがあります。今日はそんな天気の一日でした。今しばらくは我慢の天気ですね。
河地