バックムーン。
今朝夜明け前、久しぶりに星を見ることが出来て、雲の隙間からスバルを見ることができました。夏が始まったばかりですが冬の星が見えるとはいつもながら問てても不思議な感じがします。そして、夜が明けてくると東の空は真っ赤に染まりだし、日の出を待つ多くの方々で朝早くから賑やかでした。
ご来光は4時45分くらいだったでしょうか、少しづつ遅くなってきています。そして、少しづつ昇る位置も南寄へと移動してきています。
今日は少し雲は多かったものの雨も降るとはなく、夏らしい賑わいとなりました。そして、日中早くもトンボがたくさん飛んでいるのを目にしました。このトンボが飛び出すようになると、登山道を歩いている時に体にまとわりついてくるあの嫌な虫たちがいなくなります。これからは快適な登山が出来る季節となってきます。
日が沈むころ、それとは反対の東側には美しい反薄明光線が見られました。連日賑わいを見せていて、1日があっという間に過ぎていきます。それでも日の出も日の入りも毎日違っていて、その日毎の美しさがあります。
山荘の周りではあちこちにトリカブトの花が見られるようになってきました。こちらもいつもより早く咲き始めているような気がします。今日の日中の気温は16℃くらいまでしか上がらず、暑いと感じることもなく、なんだかもう秋になりだしてきたような気分になりました。気温が低い分、山を登るには快適だったと思います。
日が沈んだ後、雲の切れ間から満月が上ってきました。冬の月は長野市あたりから昇ってくるのですが、夏の月は松本市あたりから昇ってきます。太陽と同じで月も登ってくる位置が違います。今の時期は少しでも早く寝て、明日に備えたいのでお月見とはいきませんがほんの少しだけ見えた月がとてもきれいでいい気分で眠りにつけそうです。
河地