小屋周りの花たち。
さかきです。
個人的に好きな夏の花の一つ、チシマギキョウ。この鮮やかな紫色と言うかエメラルドブルーと言うか、きれいな色ですね。
今、大天荘の玄関先で咲き乱れています。
8月に入り、小屋周り決して種類こそ多くはありませんが、色々な花が楽しめる時期になりました。
オヤマソバ。中天井岳周辺の登山道脇に密生しています。
オヤマソバと同じタデ科の仲間で、ウラジロタデ。小屋の裏手から大天井岳山頂にかけて群生しています。葉っぱが大きいです。
ニホンタンポポ。花は直に終わり、綿毛に変わっているものが多く見受けられます。
子供の頃、この綿毛を吹き飛ばして遊んだものです。耳に綿毛が入ると、耳が聞こえなくなる・・・なんて話、しませんでしたか?
ミヤマキンポウゲ。ミヤマキンバイと似ていますが、茎の高さが違います。
ミヤマホツツジ。まだ蕾状態ですが、咲くと、雄しべが像の花のようにグインと伸びるのが特徴。かわいらしい花です。
「出たーっ」という感じのインパクトある咲き方。私の中では、“高山帯のひまわり”と呼んでいます、ウサギギク。この子もお気に入りの一つです。
この花を見ると、元気が出ます。
大天荘の小屋周り、ぐるっと一周でき、上の花たちの多くはそこに咲いています。
周りの景色に加えて、花を愛でる時間も是非お楽しみ頂ければと思います。